中日吹奏楽コンクール銀賞、あと一歩のところでした。
6月の中日吹奏楽コンクールに向けて、課題曲のマーチを中心にいろいろな先生に御指導いただきながら練習を重ねてきました。
毎年、自由曲を中心に見ながら課題曲はなんとか通るくらいの演奏で進めていましたが、今年は金賞を目標にしていることもあり、レッスンの先生とも相談してマーチを中心に練習してきました。例年と比較しても丁寧にマーチを演奏しているような感じが出てきました。音程やコントロールにまだ不安はありますが、非常に丁寧に演奏していて好印象です。
一番気になるのは一体感やブレンド感の部分です。縦があっていないこと、一定のテンポで吹けないことが課題でした。パーカッションや低音パートを聞きながらビートを共有して進んでいくように伝えて、何とかそろって吹く意識だけは持てるようになったかなというところで本番の日になってしまいました。
事前の練習でも、まだ、ミスが目立ちました。特に自由曲はまだまだ練習不足という感じです。それでも、レッスンの甲斐もあり、かなりいい音で演奏していますので、あわよくば金賞を狙えるかどうかといったところだなという思いでいました。
本番前のリハーサル室では、奏法チェックを行い、マーチの確認を行いました。このとき、初めて「一人一人がきちんとテンポ感をもって吹いていない」ことに気が付きました。パーカッションに合わせて、低音に合わせて、「とにかく誰かに合わせて吹く」ということが中心となっていたため、パーカッションパートがいなくなると途端に安定感を失います。そういえば、「管楽器だけでテンポを一定に演奏する」ような練習はしていなかったな。と、そのときに反省をしました。また、もっとメトロノームを使って個人練習を徹底するべきだったのかもしれません。しかし、もう本番直前です。ここから修正をすることはできません。
本番は実力通りの良い演奏をしたと思います。こういうところはさすが小笠高校といった感じです。私としては、管打楽器の音量バランスのコントロールが指示しきれていなかったことが反省点です。まだまだ力不足でうまく導けなかったなと思います。次の全日のコンクールに生かしていきたいと思います。
結果は、銀賞です。あと数点で金賞という惜しい位置でした。ちょっとした丁寧さがこの差を生んだと思うと、非常に悔やまれる結果です。
一方で、他校の先生からはお褒めの言葉をいただきました。「きちんと挨拶をしていて、すごくしっかりしている学校があるなと思ったら小笠高校でした。」とのことです。こういったところを継続して頑張ろうとしている姿はさすが小笠高校吹奏楽部だと思います。意識の高い生徒も一杯いますので、今年の全日のコンクールでは、演奏でもお褒めの言葉を頂けるように頑張りたいと思います。
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