チューバレッスン、サックスレッスン(4/26日)
新入生が入り、しばらくの間は学校生活に慣れることを考え部活動の時間はこれまで短くしてきました。今週から2,3年生と同じ通常の活動に入ってもらいます。春休みを超え、環境が変化し2,3年生でさえ今週は疲れの色が見えています。新入生はその2,3年生以上につかれていると思います。
さて、このたびチューバレッスン、サックスレッスンを行いました。本年度、小笠高校は吹奏楽コンクールにて東海大会出場を目指しています。一昨年は西部3位で県大会に出場し、県大会は録音審査で銀賞、昨年は西部大会で終わってしまいました。今の3年生は西部で3位になったことを経験している代です。技術もまだまだ未熟ではありますが、少しずつ高まってきている実感もありますので強気に目標を立てています。
私自身も逃げ道を塞ぐようにしています。どうしても「言い訳」や「逃げ道」を作って、できなかったときにはその言い訳にすがってしまう部分があります。実際、言い訳は「忙しかったから」「他のことに力を入れすぎていたから」「合奏に時間が取れなかったから」「個別の生徒の指導が十分にできなかったから」と、挙げればきりがないぐらいあります。それを言わないようにするために、周囲の先生にも「今年は小笠高校は20人で東海大会に出場します」と宣言し、講師の先生にも「東海大会に行きたいので、そこに行けるようにレッスンをお願いします。」と伝えています。生徒にも、「今年はこの人数で東海大会に行くんだ」と何度も伝えています。 挑戦の年です。
レッスンでは、パートのレッスンに加えて分奏レッスンも行っていただくように計画しました。1回のレッスンでパート2名のみ、1名のみではなく、全体にとって利益のあるものにしたいという気持ちがあるからです。分奏による大会曲のレッスンは30分~1時間くらいでしたが、メンバーできちんと課題を共有でき、分奏にしてよかったと感じました。
チューバの上級生はレッスンの時に講師の先生に聞いていただきながらマウスピースを変更しました。倍音の豊かな音が出そうなマウスピースが見つかり、これだけでも音がかなり良くなりました。今後に期待します。
素晴らしいと感じたのは、今はテナーサックスをお願いしている新入生です。きちんとレッスンに備えてメモ帳を用意し、他の上級生が指導いただいているときに指導内容をメモする姿が見られました。
数年前、レッスンの時にメモを用意する習慣があまりありませんでした。(している生徒もいたとは思いますが・・・。)「楽譜に直接書き込むことも良いが、手帳に書き込むと振り返ってみることができるし、楽譜自体も見づらくならないから、メモをすることが良い」と近年は生徒に指示を出しています。その習慣が少しずつつき始めています。今回のレッスンに際して1年生にメモを用意するように私から指示は出していません。きっと先輩が後輩に「レッスンのときにはメモ帳を用意するといいよ」と教えてあげたのでしょう。素晴らしいことです。更に、それを実行に移してメモをとるのも同じく素晴らしいと思います。
メモも、技術です。最初はうまく取れず生かせないメモになってしまうこともあると思いますが、それでも熱心にメモをとり、自分の練習に生かすようにする気持ちがあればメモの技術はもちろん、演奏技術も必ず伸びていくと思います。この調子で頑張っていって欲しいです。
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